かな もどる
涼しい
花火 木村達也
ドーンと
開いた
大きくてまるい
花火を
そのままこおらせて
かき
氷機でけずったら
色とりどりの
氷が
とてもおいしそう
ドーンと
開いた
大きくてまるい
花火を
そのままガラスの
鉢に
入れて
ひらひら
金魚をおよがせたら
色とりどりに
水が
光って
涼しそう
涼しい花火
木村達也
ドーンと開いた
大きくてまるい花火を
そのままこおらせて
かき氷機でけずったら
色とりどりの氷が
とてもおいしそう
ドーンと開いた
大きくてまるい花火を
そのままガラスの鉢に入れて
ひらひら金魚をおよがせたら
色とりどりに水が
光って涼しそう
もどる
すずしいはなび
きむらたつや
ドーンとひらいた
おおきくてまるいはなびを
そのままこおらせて
かきごおりきでけずったら
いろとりどりのこおりが
とてもおいしそう
ドーンとひらいた
おおきくてまるいはなびを
そのままガラスのはちにいれて
ひらひらきんぎょをおよがせたら
いろとりどりにこおりが
ひかってすずしそう
Suzusi'i hanabi
Kimura Tatuya
Dôn to hiraita
ôkikute marui hanabi o
so no mama kôrasete
kakigôriki de kezuttara
iro toridori no kôri ga
totemo oisisô
Dôn to hiraita
ôkikute marui hanabi o
sonomama garasu no hati ni irete
hirahira kingyo o oyogasetara
iro toridori ni kôri ga
hikatte
suzusisô
かな もどる
川面の
花火 木村達也
突然近くで
大きな
音を
立てて
輝いた
花火に
驚いた
君の
笑顔
夢を
語り
合ったころ
川面に
流れていく
はかなく
消えていく
淡く
仄かな
思い
川面の花火
木村達也
突然近くで
大きな音を立てて
輝いた花火に
驚いた
君の笑顔
夢を語り合ったころ
川面に流れていく
はかなく消えていく
淡く仄かな思い
もどる
かわものはなび
きむらたつや
とつぜんちかくで
おおきなおとをたてて
かがやいたはなびに
おどろいた
きみのえがお
ゆめをかたりあったころ
かわもにながれていく
はかなくきえていく
あわくほのかなおもい
Kawamo no hanabi
Kimura Tatuya
Totuzen tikaku de
ôkina oto o tatete
kagayaita hanabi ni
odoroita
kimi no egao
Yume o katari attakoro
kawamo ni nagarete iku
hakanaku kiete iku
awaku honokana omoi
かな もどる
夢花火 木村達也
輝いた
花火に
一瞬開いた
君の
笑顔
あのとき
言いたかったことは
なんだろう
かすかに
胸にひびく
花火の
音
夢花火
木村達也
輝いた花火に
一瞬開いた
君の笑顔
あのとき
言いたかったことは
なんだろう
かすかに胸にひびく
花火の音
もどる
ゆめはなび
きむらたつや
かがやいたはなびに
いっしゅんひらいた
きみのえがお
あのとき
いいたかったことは
なんだろう
かすかにむねにひびく
はなびのおと
Yume hanabi
Kimura Tatuya
Kagayaita hanabi ni
issyun hiraita
kimi no egao
Ano toki
i'itakatta koto wa
nandarô
Kasuka ni mune ni hibiku
hanabi no oto
かな もどる
夏の
日 きむらたつや
ぎらぎら
太陽の
下あみをもって
トンボをおいかけていた
夏の
日
夢見るのはいつも
ふるさとのこと
たのしかった
少年の
日の
夏
夏の日
きむらたつや
ぎらぎら太陽の下
あみをもって
トンボをおいかけていた
夏の日
夢見るのはいつも
ふるさとのこと
たのしかった
少年の日の夏
もどる
なつのひ
きむらたつや
ぎらぎらたいようのした
あみをもって
トンボをおいかけていた
なつのひ
ゆめみるのはいつも
ふるさとのこと
たのしかった
しょうねんのひのなつ
Natu no hi
Kimura Tatuya
Giragira taiyô no sita
ami wo motte
tonbo wo oikakete ita
natu no hi
Yume miru no wa itumo
hurusato no koto
tanosikatta
syônen no hi no natu
かな もどる
海 木村達也
また
夏がきて
海を
見にいく
思いはいつも
海にかえる
思いはいつも
君にかえる
さびしくて
いつも、いつも
海を
見つめていた
海はいつも
やさしくぼくを
むかえてくれた
君はなつかしい
ぼくのふるさと
ぼくの
海
海
木村達也
また夏がきて
海を見にいく
思いはいつも
海にかえる
思いはいつも
君にかえる
さびしくて
いつも、いつも
海を見つめていた
海はいつも
やさしくぼくを
むかえてくれた
君はなつかしい
ぼくのふるさと
ぼくの海
もどる
うみ
きむらたつや
またなつがきて
うみをみにいく
おもいはいつも
うみにかえる
おもいはいつも
きみにかえる
さびしくて
いつも、いつも
うみをみつめていた
うみはいつも
やさしくぼくを
むかえてくれた
きみはなつかしい
ぼくのふるさと
ぼくのうみ
Umi
Kimura Tatuya
Mata natu ga kite
umi o mini iku
Omoi wa itumo
umi ni kaeru
Omoi wa itumo
kimi ni kaeru
Sabisikute
itumo itu mo
umi o mitumete ita
Umi wa itumo
yasasiku boku o
mukaete kureta
Kimi wa natukasi'i
boku no hurusa to
boku no umi
かな もどる
夜空に
花火 ☆
☆
木村達也
夜空に
大輪の
花火が
大きく
開いたね
どーんという
音が
胸に
響いてきた
君の
瞳が
輝いて
笑顔が
花開いたよ
切ない
思いが
胸に
広がってくる
君は
大輪の
花火を
見て
優しく
微笑んでいたの?
それとも
僕ことを
見て?
その
夜、
夢の
中でも
君の
笑顔と
大輪の
花火が
繰り
返し
花開いたよ
夜空に花火 ☆
☆ 木村達也
夜空に大輪の花火が
大きく開いたね
どーんという音が
胸に響いてきた
君の瞳が輝いて
笑顔が花開いたよ
切ない思いが
胸に広がってくる
君は大輪の花火を見て
優しく微笑んでいたの?
それとも僕ことを見て?
その夜、夢の中でも
君の笑顔と大輪の花火が
繰り返し花開いたよ
もどる
よぞらにはなび ☆
☆ きむらたつや
よぞらにたいりんのはなびが
おおきくひらいたね
どーんというおとが
むねにひびいてきた
きみのひとみがかがやいて
えがおがはなひらいたよ
せつないおもいが
むねにひろがってくる
きみはたいりんのはなびをみて
やさしくほほえんでいたの?
それともぼくことをみて?
そのよる、ゆめのなかでも
きみのえがおとたいりんのはなびが
くりかえしはなひらいたよ
Yozora ni hanabi☆
☆ Kimura Tatuya
Yozora ni tairin no hanabi ga
ôkiku hiraita ne
Dôn to iu oto ga
mune ni hibi'ite kita
Kimi no hitomi ga kagayaite
egao ga hana hiraitayo
Setunai omoi ga
mune ni hirogatte kuru
Kimi wa tairin no hanabi o mite
yasasikuhohoen de ita no ?
Sore to mo bokuko to o mite?
So no yoru yume no naka de mo
kimi no e ga o to tairin no hanabi ga
kurikaesi hana hiraita yo
かな もどる
花模様 木村達也
君と
花火を
見た
日
夜空の
花火がきれいで
花の
模様の
浴衣の
君がとてもきれいで
まあきれいねって
空を
見上げて
言う
夜空に
花火が
輝くたびに
君が
暗闇から
浮かびあがる
ねえ、きれいでしょう?
ぼくに
言ってくるけど
それって
花火のこと?
いたずらっぽく
笑う
花火の
中の
君の
笑顔
花模様
木村達也
君と花火を見た日
夜空の花火がきれいで
花の模様の浴衣の
君がとてもきれいで
まあきれいねって
空を見上げて言う
夜空に花火が輝くたびに
君が暗闇から浮かびあがる
ねえ、きれいでしょう?
ぼくに言ってくるけど
それって花火のこと?
いたずらっぽく笑う
花火の中の君の笑顔
もどる
はなもよう
きむらたつや
きみとはなびをみたひ
よぞらのはなびがきれいで
はなのもようのゆかたの
きみがとてもきれいで
まあきれいねって
そらをみあげていう
よぞらにはなびがかがやくたびに
きみがくらやみからうかびあがる
ねえ、きれいでしょう?
ぼくにいってくるけど
それってはなびのこと?
いたずらっぽくわらう
はなびのなかのきみのえがお
Hanamoyô
Kimura Tatuya
Kimi to hanabi o mita hi
yozora no hanabi ga kirei de
hana no moyô no yukata no
kimi ga totemo kirei de
Mâ kireinette
sora o miagete iu
Yozora ni hanabi ga kagayaku tabi ni
kimi ga kurayami kara ukabi agaru
Nê kireidesyô?
Boku ni itte kurukedo
sorette hanabi no koto ?
Itazurappoku warau
hanabi no naka no kimi no egao
かな もどる
花火の
日 木村達也
線香花火はきらきらと
小さな
光をはなって
輝き
始める
花火の
日
最後に
二人で
火をつける
線香花火はぱちぱちと
小さな
音をたてて
ほんのりと
光る
帰る
時間だけど
もう
一つだけ
火をつける
花火の日
木村達也
線香花火はきらきらと
小さな光をはなって
輝き始める
花火の日
最後に二人で
火をつける
線香花火はぱちぱちと
小さな音をたてて
ほんのりと光る
帰る時間だけど
もう一つだけ
火をつける
もどる
はなびのひ
きむらたつや
せんこうはなびはきらきらと
ちいさなひかりをはなって
かがやきはじめる
はなびのひ
さいごにふたりで
ひをつける
せんこうはなびはぱちぱちと
ちいさなおとをたてて
ほんのりとひかる
かえるじかんだけど
もうひとつだけ
ひをつける
Hanabi no hi
kimuratatuya
Senkô hanabi ha kirakira to
ti'isana hikari wo hanatte
kagayaki hazimeru
Hanabi no hi
saigo ni hutari de
hi wo tukeru
Senkô hanabi ha patipati to
ti'isana oto wo tatete
honnori to hikaru
Kaeru zikan dakedo
mô hitotu dake
hi wo tukeru
Â Î Û Ê Ô
â î û ê ô